DiXiM Media Server
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OVERVIEW概要
DiXiM Media Serverは、ホームネットワーク上のメディア・プレイヤー・クライアント機器に対してマルチメディアコンテンツを配信する機能を持つ、DLNAガイドラインに対応したメディアサーバーソフトウェアです。
DiXiM Media Serverは、古くはUPnP MediaServer Deviceの認証をソフトウエアとして世界で初めて取得したサーバアプリケーションに端を発し、DLNA CERTIFIED™ロゴ認証を取得したデバイスで使用していたWindows版とLinux版それぞれのMedia Serverアプリケーションを経て、継続的に機能向上を行っています。DiXiM Media Serverは、業界内で最も長い歴史と大きな実績を誇るMedia Server実装だと言えます。 なお、DTCP-IPに対応したDiXiM Media Severについてはこちらをご参照ください。
FEATURES特長
優れたCDS機能
10万のメディアコンテンツの公開をサポートし、最適化されたデータベースを利用することで高速な応答を実現しています。XMLファイルを編集することでCDSの階層構造を自由に構成することができます。
コンテンツカテゴライズ機能
DiXiM Media Serverでは、ファイルシステム上でのコンテンツが保存されている公開ディレクトリの構造に依存せずに、コンテンツのメディアクラスおよびメタデータに基づいてクラスタリングされた階層構造を提供します。
AutoSync機能
ローカルファイルシステム上に任意の数の公開ディレクトリを設定することができます。公開ディレクトリ下にマルチメディアコンテンツが追加された場合、自動的にCDS階層に登録され、ホームネットワーク上に公開されます。
コンテンツ配信機能
HTTP 1.1に対応したデジオンが独自に開発したストリーミングサーバ機能を持ちます。マルチメディアコンテンツのストリーミングやDLNAガイドライン機能に最適化されたHTTPメディアトランスポートサーバを使用しており、数多くのメディアフォーマットの配信やトリックプレイなどの高付加価値機能にも対応しています。
HTTPサーバ機能
DLNA DMSとしてマルチメディアコンテンツを配信する際に用いるHTTPメディアトランスポートサーバ(ストリーミングサーバ)とは別に、HTMLコンテンツ配信用のHTTPサーバ機能を内蔵しています。UPnP DeviceとしてのPresentation URLに対するアクセスをはじめとして、静的または動的HTMLファイルの配信に対応しています。HTMLファイルから参照されるJPEGまたはGIF画像データをはじめとした各種バイナリデータの配信にも対応しています。
DLNAアップロード機能
DLNAガイドラインのUpload System Usageのアップロード先DMSとして動作します。Create AnyContainer Operationのみならず、OCM:Upload Content, OCM:Create Child Container, OCM:Destroy Item, OCM: upload content with OCM:destroy itemの各オプショナルOperationにも対応しています。
豊富な独自API
DiXiM Media ServerではUPnPやDLNAで提供されていない多種の独自サービスおよびWeb APIを提供します。これらのAPIを用いることでMedia Serverの操作や設定を柔軟に行うことが可能となります。
豊富なメタデータを配信
DiXiM Media Serverでは、精度の高いメタデータの抽出を実現しています。各種メディアコンテンツに埋め込んであるメタデータを忠実に取り出します。これにより、アルバムアートを含む、豊富なデータの公開が可能になり、メディア試聴の楽しみが更に広がります。
専用の設定ツール
DiXiM Media Serverは、サーバーを設定したりコンテンツを管理することができる設定ツールを提供します。設定ツールはWeb UIを用いることで多様なプラットフォーム上で利用することが可能です。