サウンド技術
創業以来一貫して弊社の主要事業の一つとして、サウンド編集、エフェクトなどの音声デジタル信号処理の技術開発に取り組んできました。PCを使った音声処理の分野は、ハードウェアの発展にともない時代と共に変化を遂げてきましたが、弊社はその変化に追従し、波形編集アプリケーションの集大成とも言えるDigiOnSoundシリーズをはじめとして、ミュージックプレーヤー、ボイスレコーダーなど、時代に求められる製品を開発し続けています。
近年、オーディオ機器の市場では「ハイレゾ」により高音質を追求する動きが広がっています。弊社サウンド製品では、FLAC、Apple Lossless、DSDなどのハイレゾコーデックにいち早く対応しました。また、ハイレゾコンテンツが高価格でラインナップが少ないという状況に対応するために、手持ちのCD音質のコンテンツを手軽にハイレゾ化できる「CQe(Curio Quality Engine)」を開発しました。「CQe」は、従来のアップスケーリングでは再現できなかった、CD音源や圧縮音源で失われる高音域を予測再現し、高音域の表現をより豊かにするデジオン独自の技術をベースとしており、ミュージックプレーヤーでの利用も想定してリアルタイム再生に対応しています。
これらの弊社が長年取り組んで来たサウンド信号処理技術を、ライブラリとして提供しています。ライブラリを利用することで、様々なプラットフォームの製品への高品質な音声処理技術の組込が可能です。
弊社のサウンド技術への取り組みにより、企業様へのOEM製品の提供、また自社製品として多くのパッケージ製品を開発・販売したくさんのエンドユーザー様にご利用いただいています。