DiXiM DMS Plus2
- カテゴリ:
- 開発キット
OVERVIEW概要
4K8K放送番組のホームネットワーク配信を実現
新4K8K衛星放送の番組をホームネットワーク上で共有するために使用するコンテンツ保護技術である「DTCP2」に対応したサーバー機器向け開発キットです。
多くの製品に採用され豊富な実績のある DTCP-IP SDK をベースに、4K8K放送番組のホームネットワーク経由での配信を可能にします。
FEATURES特長
以下の機能が DTCP2 に対応しています。
コンテンツのストリーミング配信
新4K8K衛星放送のコンテンツをホームネットワーク上でストリーミング配信し、離れた部屋からホームネットワーク越しにコンテンツを再生することを実現します。
なお、新4K8K衛星放送のコンテンツをそのままプレイヤー側で再生する場合は、プレイヤー側も DTCP2 に対応する必要があります。
コンテンツのムーブ/コピー
新4K8K衛星放送のコンテンツデータを、機器間で移動またはダビングすることを実現します。新4K8K衛星放送の録画機能を持つ機器からコンテンツを暗号化して送出し、受信側でデータを保存します。もし受信側機器がサーバー機能を持っている場合は、ムーブ/コピー後のコンテンツをストリーミング配信することもできます。
なお、コンテンツデータの送信側と受信側の両方で DTCP2 ムーブ/コピーに対応する必要があります。
鍵アクティベーション
DTCP2 の機能を使用するためには、ハードウェア内に DTCP2 デバイス鍵を保存する必要があります。アクティベーション機能では、デジオンが提供する鍵配信サービスから暗号化された鍵を受信し、ハードウェア内に保存することが可能です。この機能を使用することで、ハードウェアの生産工程で個別に鍵を保存する負担を軽減することができます。
ハードウェアへの組み込みソースコードサンプル
DTCP2 ではストリームデータの暗号/復号を含む一部の機能をハードウェア内で処理する必要があります。ハードウェアで必要な機能は、サンプルとして切り出し、ソフトウェアで仮実装を行ったソースコードを提供いたします。サンプルを見ながらハードウェアの実装を行うことができるため、組み込みの難易度を下げることができます。
なお、DTCP-IP / DTCP2 の両方に対応しているので、従来の2Kコンテンツはもちろん、2Kコンテンツにダウンコンバートされた4K8K放送番組のコンテンツの配信も可能です。