株式会社デジオン(本社:福岡市早良区、代表取締役社長:佐野 功、以下 デジオン)は、農地調査支援サービス「イナリス™ powered by DiXiM Imaging AI」が、福岡県産業デザイン協議会・福岡県が主催する「第28回福岡デザインアワード(FUKUOKA DESIGN AWARD 2026)」において、一次審査を通過し、ノミネート商品50点に選出されたことをお知らせします。
本アワードは、全国から寄せられた205点の応募の中から、デザイン性・オリジナリティ・市場性等に優れた商品50点がノミネートされ、2026年11月5日(木)にJR九州ホールで開催される最終審査会において、大賞・金賞・銀賞の受賞商品15点が決定されます。
「イナリス™」は、衛星データとAIという高度な技術を、自治体職員が炎天下の現地調査でも迷わず使えるUI/UXに落とし込み、行政業務のデジタル化として実際の成果につなげた点を訴求し、「G. 情報・サービス」区分でノミネートされました。
当日は会場にてタブレットによるデモ展示を行います。
ノミネートの概要
| 表彰制度 | 第28回福岡デザインアワード(FUKUOKA DESIGN AWARD 2026)(主催:福岡県産業デザイン協議会・福岡県) |
|---|---|
| 応募区分 | G. 情報・サービス |
| 商品名 | 農地調査支援サービス「イナリス™」 |
| 選定状況 | 一次審査通過・ノミネート商品50点に選出(応募総数205点) |
| 最終審査 | [受賞商品15点決定] |
福岡デザインアワードについて
福岡デザインアワードは、企業のデザイン力の向上と生活者のデザインマインドの高揚を目的として、平成11年(1999年)から毎年開催されている公的なデザイン表彰制度です。
日本国内の中小企業が製造・販売する商品・サービスを対象に「Good Design is Good Business.」をスローガンとして、「造形性」「独自性」「機能性」「市場性」「社会性」の5つの評価項目から、ビジネスチャンスを招くデザインを審査・表彰します。
● 福岡デザインアワード:https://award.fida.jp/
デザインのポイント:ぼやけた宇宙を、迷わない地図に
「イナリス™」は、衛星データの解析により農地の耕作・維持管理状況を判定し、現地調査が必要な農地を絞り込む自治体向けサービスです。開発にあたっては、自治体職員の現地調査に同行し、インタビュー、プロトタイプ評価、現場検証を繰り返す人間中心設計(HCD)のプロセスを採用しました。
01. 見える ― 生成AIによる衛星画像の超解像
安価で広域に取得できる中分解能衛星画像(3m)は、あぜ道がにじみ区画の判読が困難でした。デジオン独自の画像処理技術「DiXiM Imaging AI」により解像度を4倍(0.75m相当)に高精細化し、区画の境界まで判読できる「判断のための地図」としてUIに組み込んでいます。
02. 押せる ― 現地調査の実態から決めたUI
直射日光の下でも見分けられる高コントラストの配色、揺れる車内でも押し間違えない大型ボタン、「省略可・要調査・調査済」を明度の異なる3色で区別する表示、保存完了を即座に伝えるフィードバックなど、画面の一つひとつを現場で得た課題から設計しています。
03. つながる ― ひとつの地図で一元管理
市町ごとに書式が異なる農地台帳を正規化し、農地区画(ポリゴン)、調査結果、現地写真をひとつの地図上で管理。紙地図とExcelの二重管理をなくします。
外部機関からの評価・実績
「イナリス™」は、デザインアワードへのノミネートに先立ち、以下の評価・実績を得ています。
- HCD-Net AWARD「グッドプラクティス」認定(特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構)
- 農林水産省「衛星サービス事例集」掲載
- 福岡県「宇宙関連ビジネス製品・サービス開発支援事業」採択
- 福岡県内8市町と実証中(朝倉市、飯塚市、糸島市、大川市、大木町、古賀市、福岡市、宗像市 ※五十音順)
11月5日(木)ノミネート商品展示会でデモを公開します
最終審査会当日は、ノミネート商品50点が一般公開されます。デジオンのブースでは、タブレットで「イナリス™」の操作を実際に体験いただけます。農地調査のデジタル化をご検討中の自治体の皆さまも、ぜひ会場にお立ち寄りください。
| イベント名 | 第28回福岡デザインアワード ノミネート商品展示会・授賞式 |
|---|---|
| 日時 | 12:00〜15:00 ノミネート商品展示会 15:00〜16:00 授賞式 |
| 会場 | JR博多シティ9階 JR九州ホール(福岡市博多区博多駅中央街1-1) |
| 入場料 | 無料 |
| 主催 | 福岡県産業デザイン協議会・福岡県 |
デジオンは、人間中心設計(HCD)のプロセスを開発の中核に据え、現場の実態に根ざしたサービスづくりを継続してまいります。農地調査支援サービス「イナリス™」については、SAR衛星データの活用やデジタル野帳機能の実装による高度化を進めており、調査の厳格化と現場の事務負担軽減の両立を目指しています。
今後も、衛星データと地理空間情報を活用した技術に人間中心設計の視点を掛け合わせることで、自治体をはじめとする公共分野のデジタル化に貢献してまいります。
令和9年度に向けて農地調査のデジタル化や衛星データの活用をご検討中の自治体からのお問い合わせも受け付けています。
▼ イナリス お問合せフォーム
https://www.digion.com/product/inalis/#contact
●関連リンク
- 農地調査支援サービス「イナリス™」について(https://www.digion.com/product/inalis/)
- デジオン、DiXiMは、株式会社デジオンの登録商標です。
- その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。
■株式会社デジオンについて
株式会社デジオンは、「新たな技術で、まだ見ぬ体験を、誰よりも早く」という企業理念のもと、ネットワーク、マルチメディア、セキュリティ、衛星・宇宙分野において、独自のソフトウェアの研究開発を中心とした多彩な事業を展開しています。
自社ブランド「DiXiM(ディクシム)」は、安心・安全なスマートライフを支える基盤技術として、国内外の家電メーカー・機器メーカーに幅広く採用され、快適なデジタル環境の実現を支えています。
1999年設立。福岡本社および東京オフィスを拠点に、誰もが先端技術の恩恵を享受できる未来を目指し、挑戦を続けています。詳しくは https://www.digion.com をご覧ください。