デジオン、DiXiM® DRM技術を応用した「miParu® SDK」を開発、健康情報通帳®「miParu®(ミパル)」へ提供。 〜10/11-13開催「BioJapan 2017」にて参考展示〜

株式会社デジオン（本社：福岡市、代表取締役社長：田浦 寿敏）は、NSM Initiatives LLC(NSM)が推進するコンテンツ保護技術「NSM Specification」に準拠した『miParu®(ミパル)SDK』を開発し、株式会社ミルウス(本社：札幌市白石区、代表取締役社長：南 重信) が提唱するプラットフォーム「健康情報通帳®”miParu®”(ミパル)」へ提供することを発表します。

『miParu®SDK』は、暗号通信の運用実績のあるDiXiM®(ディクシム) DRM技術を応用したもので、健康情報等のIoTデータを「SeeQVault™(シーキューボルト)」の改竄及び解読が困難な技術で、安心安全に貯蓄するものです。多様なIoTコンテンツは、「健康情報通帳®”miParu®”」に貯蓄するだけで、自動的に署名され、逐次保存されます。

miParu®は、放送番組等ビデオ用コンテンツ保護規格であるSeeQVault™メディアのIoT等、新たな市場におけるセキュアメディアとしての初の活用例として、来春からの実証実験を予定しております。※

※NSMはSeeQVault™をIoT等ビデオ以外の一般コンテンツ向けにも利用可能とするライセンスを2018年春より提供開始予定

『miParu®(ミパル)SDK』の主な特長

SeeQVault™の保護機構をコンテンツ保護に使用するには、機器ごとに「デバイスキー」と呼ばれる固有のデータを組み込む必要があります。デジオンは、 この技術をIoT分野に応用し、自社の著作権管理技術を用いて、 SeeQVaultのDRM機能をアクティベーション（有効化）する、ネットワーク・アクティベーション・サービスを提供します。

• 健康情報データの貯蓄

  記録時にデジタル署名を付加し読み出します。

• miParu® コンテナの生成

  多様な健康情報が記録されたログデータを暗号化し、付与する電子証明書と一体化させた”miParu®”(ミパル)コンテナを生成します。

なお、2017年10月11日(水)〜13日(金)に、パシフィコ横浜(横浜市)で開催される「BioJapan 2017」にて、現在、共同開発中のIoT情報のセキュアな流通に対応した「電子証明書対応SDメモリカード”miParu®”(ミパル)※」を参考展示します。ぜひご覧ください。

※株式会社ミルウス、サイバートラスト株式会社(本社：東京都新宿区、代表取締役社長：阿多 親市)、公立大学法人広島市立大学*(所在地：広島市安佐南区、学長：青木 信之)、デジオンで共同で開発中
* 担当部署は、大学院 情報科学研究科 医用情報通信研究室(代表者：田中 宏和(教授))です。

BioJapan 2017

開催日時

2017年10月11日（水）～ 13日（金）10：00～17：00

場所

パシフィコ横浜
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい１丁目１−１
(北海道バイオクラスターブース#B-36=各社・団体共同出展)

ウェブサイト

http://www.ics-expo.jp/biojapan/ja/

関連リンク

• 株式会社ミルウス：IoT情報のセキュアな流通に対応する「電子証明書対応SDメモリカード”miParu®”を発表(株式会社ミルウス)
• NSM Initiatives LLC：テレビ番組を録画するなら『SeeQVault™️』来春からIoT等の用途にも活用可能
• NSM 『SeeQVault』公式ホームページ：http://jp.seeqvault.com

• デジオンは、株式会社デジオンの登録商標です。
• SeeQVault™は、NSM Initiatives LLCの商標です。
• miParu®はミルウスの登録商標です。
• その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。