株式会社デジオン(本社:福岡市、代表取締役社長:田浦寿敏)は、ホームネットワーク対応デジタル家電機器の普及を促進するため、マルチメディア・ホームネットワーク・ソリューション「DiXiM」の製品開発キットである「DiXiM SDK」、「DiXiM HAK」をSI関連企業に提供し、ホームネットワーク製品の開発ができるようにする「DiXiMデベロップメント・パートナープログラム」を開始いたします。
このプログラムで、パートナーとなるSI関連企業は、デジオンから「DiXiM SDK」「DiXiM HAK」の提供を受け、これら開発キットをもとにデジタル家電機器向けのソフトウェアを開発し、家電メーカーに納入します。これまで、「DiXiM」をベースにしたデジタル家電機器向けソフトウェアの開発はデジオンが行い、家電メーカーに直接提供してきましたが、今回のプログラムによって、ソフトウェア開発を複数のパートナー企業が行うようになるため、ホームネットワークに対応したデジタル家電機器の開発・製品化に拍車がかかることが期待されます。
今回のプログラムのパートナーは、「インテグレーションパートナー」と、「プラットフォームパートナー」の2つに分かれます。インテグレーションパートナーは、DiXiMの各開発キットを使って家電機器向けソフトウェアを開発するものです。プラットフォームパートナーは、開発キットを使ったソフトウェア開発と合わせて、DiXiM の開発キットが現在非対応の、μITRONやVxWorksといったプラットフォームへのポーティング(開発)まで行います。
いずれも、家電メーカーとの取引やデジタル家電への組込ソフトウェア開発の実績があること、具体的な開発案件の見込みがあることがパートナープログラム参加の条件です。初期費用やプログラム参加費用、更新費用、DiXiM SDKの提供費用などは現時点では不要で、業務を委託する家電メーカーから得るDiXiMのライセンス料から所定の割合をデジオンに支払います。パートナーは、このほか、デジオン相互接続検証ラボの特別価格での利用や、製品ロゴマークの使用などの特典を受けることができます。
このプログラムによって、プラットフォームパートナーがDiXiM の開発キットを使って様々なプラットフォーム対応を進めることで、DiXiMをベースに相互接続するデジタル家電をより一層増やすことにもつながります。デジタル家電メーカーにとっては、OSやCPUなど開発プラットフォームに長けたソフトウェア開発会社に発注できるため、低コストでタイミングよく機器を市場投入することができます。パートナーにとっても、ライセンス料のみで開発できるためリスクを負うことなく、これから普及が見込まれるホームネットワーク技術開発を行うことができるようになります。
デジオンは、開発資源をコア技術の開発に集中でき、ホームネットワーク市場の牽引役として、新しい技術を取り入れたDiXiMの早期開発が可能となります。
デジオンは、デジタル家電機器の相互接続性を検証するためのデジオン相互接続検証ラボの開設(2005年1月5日発表)、カスタマーによる製品開発を容易にするリファレンスハードウェアとソフトウェアから構成される「DiXiM HAK」製品の提供(2005年5月30日発表)と合わせ、今回のDiXiMデベロップメント・パートナープログラムの開始により、開発環境一式を、ソフトウェア開発会社に提供できることになります。このことによって、ホームネットワークのデジタル家電機器において、DiXiM技術の採用がより弾みがつくものと期待しています。
現在、数社とパートナー契約を進めております。本日までに契約を締結したエルミック・ウェスコム株式会社と株式会社シーイーシーからのコメントをご紹介いたします。
DiXiMは、ネットワーク上にあるデジタル家電やPCをコントロールして、コンテンツが保存されている場所や機器を意識せずに音楽やビデオを楽しめるようにするソフトウェアソリューションです。「UPnP」「UPnP AV」といった標準規格と「DLNAガイドライン」にも対応。これまで、NECや富士通、シャープ、ソニーといったメーカー製PCやメディアレシーバー機器とシャープのネットワーク対応テレビなどにDiXiM技術を提供しています。